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発酵あんこのぜんざい

埼玉県川越市、喜多院前の「はすのかカフェ」という小さなお店の厨房にいる男のブログです。

 

当店には「発酵あんこのぜんざい」という甘味メニューがあります。

発酵あんことは、米麹とゆでた小豆を合わせて発酵させたものです。
「発酵小豆」とも呼ばれます。
これをぜんざいとして召し上がっていただくものです。

発酵の過程で小豆のでんぷんが米麹の糖化酵素(アミラーゼ)により分解されブドウ糖やオリゴ糖が生成されるそうです。
このブドウ糖、オリゴ糖がこのぜんざいの甘味のすべてであり、砂糖は使用してません。

原材料:小豆、米麹、塩。

小豆は「北海道産えりも小豆」、米麹は秋田県の「あめこうじ」を使っています。塩は宮古島の「雪塩」。
確かな素材で安心安全。こだわりのひと品。

ブドウ糖は吸収がすこぶるいいので血糖値が急上昇しそうですが、小豆の食物繊維も一緒に摂取するため吸収が穏やかになるということです。

 

麹菌が米を住処(すみか)として繁殖するとき(つまり米麹を製造する過程での話です)、ビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなどのビタミン群を生成して米に蓄積させるそうです。

発酵あんこを作る際、米麹とゆでた小豆と合わせて発酵させる過程で上記の栄養素が溶出します。

小豆自体もポリフェノール、鉄、食物繊維、ビタミンB群などが含まれ、栄養価の高い食材として知られています。

米麹で作ったいわゆる「甘酒」は飲む点滴と言われているようですが、発酵小豆はそこに小豆の栄養素も加わっていますから、栄養補給という意味ではかなり力のある食材と言えるでしょう。
即効性の栄養剤的な使い方も期待できると思います。

 

なお、発酵あんこは近日中にオンラインでも購入できるようにする予定です。

 

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はすのかカフェ

食べることが生きがいのような食いしん坊夫婦が切り盛りしている腸活要素満載の小さなカフェです。お近くにお出かけの際は一度覗いてみてください。

住所:日本 埼玉県 川越市 小仙波町 1-3-7-2

営業時間:11:00-16:00

定休日:金曜

電話番号:049-214-1814

ウェブサイト:https://cafe.hasunoka.jp

インスタグラム:https://www.instagram.com/hasunoka/

オンラインショップ:https://hasunoka.square.site