埼玉県川越市、喜多院前の「はすのかカフェ」という小さなお店の厨房にいる男のブログです。
血液サラサラ効果があると言われる玉ねぎ。
個人的に大好きな素材で、お店のメニューにも大量に使用しています。
その栄養素を少々詳しく調べてみました。備忘録として投稿しておきます。
■概要
玉ねぎはほとんどが水分だが特徴的な栄養素・成分として、食物繊維、葉酸、カリウム、アリシン、ケルセチンがある。
玉ねぎはブドウ糖やオリゴ糖などの糖分が8%ほど含まれている。
糖度だけを見るとトマトよりも高い。が生食だと強い辛み成分に隠れてしまい甘味は感じない。加熱すると辛み成分が辛みを持たない物質に変質し甘味が前面に出てくる。
注目すべき成分、アリシンとケルセチンについて
■アリシン
最も特徴的な成分の一つ「アリシン」について。
辛みの基となる成分でニンニク、ニラにも含まれる。
ビタミンB1の吸収をサポートする。
血中コレステロールの上昇を抑制、血管を広げる。
血液凝固を防ぎ血栓の予防も。
抗酸化作用も。
強力な殺菌作用があるため適量を超えた摂取は腸内環境に悪影響が出そう。
適量については個人差があると思いますが70g程度までという情報が多い。
揮発性で催涙作用あり。
消化液の分泌を助け食欲増進の作用も。
熱に弱いので生食が望ましい。
なおビタミンB1は糖質を代謝するために欠かせない物質。
糖質、アルコールを多く摂取する人、また運動によるエネルギー消費が多い人は多くのビタミンB1が必要なのでより積極的に摂取すべし。
全粒穀物や豚肉に多く含まれるとのこと。
吸収されにくいので生の玉ねぎと一緒に摂取が望ましい。
■ケルセチン
玉ねぎの特徴的な成分のもう一つ「ケルセチン」。
ポリフェノールのうちフラボノイド色素と言われるものの一つ。
動脈硬化の予防。
強い抗酸化作用。
抗炎症作用。
新玉ねぎにはほとんど含まれていない。
■総括
玉ねぎはかなり体に良い食材。
玉ねぎの有効成分アリシンとケルセチンをあまねく摂取するためには生で食べることが必須。
そこで、こんな軽めの晩酌セットを設定。
玉ねぎをスライスし、しょうゆ、みりん、日本酒、リンゴ酢、砂糖、ごま油で作ったタレに1日程度漬けることで辛みが取れつつアリシンとケルセチンのご利益もそっくり頂ける状態に。
その玉ねぎのしょうゆ漬けをそのままでもよいし、薬味として豆腐の上に乗せていただくなど。
さらにビタミンB1の含有量が多い豚肉の炒め物を少々(下の写真のようにゴーヤーチャンプルとか)。



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はすのかカフェ
食べることが生きがいのような食いしん坊夫婦が切り盛りしている腸活要素満載の小さなカフェです。お近くにお出かけの際は一度覗いてみてください。
住所:日本 埼玉県 川越市 小仙波町 1-3-7-2
営業時間:11:00-16:00
定休日:金曜
電話番号:049-214-1814
ウェブサイト:https://cafe.hasunoka.jp
インスタグラム:https://www.instagram.com/hasunoka/
オンラインショップ:https://hasunoka.square.site